ジョニー達がいる部屋ではまだ張り詰めた空気が流れていた。
「それが何故いきなり戦争に? 確か今の情勢ではそのような争いは数十年起こらないと人から聞いたことがあります」
「でも実際には起こりうるのです。最初は私達もそう思っておりました、でも今は常に危険と隣り合わせにあります。私達、王族はこの国の民を守ること。例え自分達が戦いに負け、処刑されたとしてもそれで民が少しでも生きているのなら本望です」
「じゃあケイも戦争に巻き込む気かよっ!」
 アルバートは先程のように単刀直入で、声を張り上げた。ジョニー達はすでに諦めているのかアルバートを止めようとしない。むしろアルバートと同じ気持ちであった。
「俺達は一緒に旅してたんだぜ? どんなに名前や姿を変えてもあれは絶対にケイだ。本当はエリザなんていうお姫様じゃないんじゃねーのか。つい最近出会ったんだろ?」
「あ、アルバート……気持ちはわかるけど、いくら何でもその口調は王様達に……」
「いえ、構いません。ケイという名でしたか……」
 威厳のある王の顔がかげり、アルバートの瞳を見る。
「間違いではありません。いつか本当の名を知る日がくるのだと家内と覚悟はしておりました」
「その理由、お伺いしても構いませんね?」
「……私達には本当に『エリザ』という子供がいました。春の暖かさを持ち、私達のそしてこの国の愛すべき子でもありました。でもエリザはもうこの世にはいません、あの子はある日亡骸となって庭で倒れていたのです、暗殺でした」
 王は震える女王の肩を静かに抱き寄せた。二人に漂うのは哀愁の二文字で、この先を聞くのが怖かった。
「それで両陛下はこの暗殺を隠したのですね? 病気ではなく暗殺となるとこの民が揺れることは安易に想像できます」
「そうです、だから私達には愛娘の死を悲しむ暇もなく『王族』としての役目を果たす必要があったのです。一つは信頼できる臣下にエリザを殺した相手を探らせること、もう一つは娘の代理を用意すること……」
 その王女の代理というのがケイであった。ケイは非常にエリザベスに似ており、女中ですらも区別できないほどであったという。
 記憶のないケイをエリザベスとして育てることは簡単であった。実際にケイは非常に懐き、その様子が本当にエリザベスを思わせるほどであったと女王は涙ながらに語った。
「声、笑顔、歩き方が……重ねてはならないと知りつつも重ねてしまう。かつて愛した娘が目の前にいるのだと! 娘はもしかして死んではいないのではないかと、間違っていると知っていてもどうしてもあの子をエリザだと勘違いしてしまう。まだ幼い娘が私達をおいて逝くのが信じられない……」
 子を失った両陛下の気持ちは痛いほどに感じていたが、やはり自分達も同じような悲しみを持っていた。特にジョニーは五人を一瞬になくし、この中では一番悲しみにくれていたに違いない。
「……寂しかったんですね、女王様。でもボク達だって寂しさは味わいました、確かに子を失うのは悲しいかもしれませんが、ケイはボク達にとって大事な仲間です。このままエリザとして生活させるのは耐えられない。それにケイの命がまた狙われるかもしれない。暗殺に失敗したとまた殺しにくるに決まってる」
「貴方がたのおっしゃることはわかっております。それに先程も言いましたがここは戦いとなるでしょう、もうあの子を死なせるわけにはいきません。だから貴方達に彼女をそのまま連れ出してほしいのです、身勝手と思いながらも私達は貴方しか頼る相手がいません。ここの尻拭いは私達がします、あの子を守ってほしい……」
 ゆっくり頭を下げ、それが一国の両陛下であると思うとジョニー達はどう受け取ればいいのか困惑した。頭を下げられる理由はわかるが、相手が悪い。この長い人生で国王に頭を下げられることなど考えるのは不可能だった。
「あ、あの! 頭をさげるのは止めてください! ボクはそんな……」
 両陛下はゆっくりと頭をあげ
「いえ、地位は関係ありません。間違いをおかしたのなら謝罪するのは当たり前の事。ましてや私達は貴方がたにそれだけのことをしたのですから」
 こうして重々しい空気が部屋を包んでいたが、再び開かれた扉から柔らかい空気が入り重く感じた部屋が少し軽くなったような気がした。花の淡い匂いが部屋に持ち込まれ、それをもつ少女の笑顔が部屋を更に軽くさせる。
「お母様? どうして泣いているの?」
「何でもないのよ、エリザ。それより綺麗なお花の冠ね」
「う、うん……。旅人さんに作ったんだけど……」
 ちらりとジョニーを見て
「旅人さん、この冠をお母様にあげてもいいかしら? お母様が元気ないみたいなの、だからこのお花で元気になれたらって……」
「勿論、ボク達のことは気にしなくていいよ。女王様にあげたほうがいいよ」
「ありがとう、旅人さん!」
「エリザは優しいね。きっと王様や女王様が愛情を沢山注いでくれたせいだろうね……」
 両陛下の深い愛情をジョニーは感じていた。


 そして夜が明けるときに城を出てほしいとジョニー達にそっと伝えられた。
 勿論、ケイはこれが最後の夜であると知らずジョニー達に大いに懐いた。王達はそれを眺めながら笑みを浮かべ、彼女の見せる笑顔を忘れないように目に焼き付けるように見続けた。ケイだけが楽しいと感じていた。好きな両親と旅人が自分を中心に相手をしてもらえることが本当に嬉しかった。
 だがそれはあまりにも皮肉な話で、彼女が満面の笑みを浮かべる度にジョニーは悲しくなった。
「旅人さん、今日は泊まってくれてありがとう! 旅人さん達といっしょにいれて嬉しいよ」
「それはボク達だって同じだよ、君と一緒にいれて嬉しい」
 ――ケイ、君はまだ『ケイ』ではない。きっとケイに戻ったらこんな風に笑顔を見せる機会も少なくなるんだろうか……。
 ジョニーはまだ大事な話をケイにしていなかった。
 彼女は夜が明けたと同時に城を出ることを知らない。それともう両親には会えないことを伝えないといけなかった。
「明日もまたお話とかしてもらってもいい? 旅人さん達のことが知りたいの! 外にはどんな楽しいことがあったとか、綺麗な場所があったとか……」
 テラスで嬉しそうに話すエリザは本当に可愛いとジョニーは思う。月夜の光が彼女の白い肌をうつし、ジョニーの視線を離さない。
「城で女装や男装をしたことがあるよ、侍の姿をしたり貴族になったりね。あとは遊園地や船にも乗ったよ、でも乗り物が苦手で苦しそうだった。他には皆の心と体が入れ替わって大変だったよ、その時何故かボクだけは平気だったけど……。凄く楽しかったよ、皆と過ごす日々は。だから別れがあったなんて想像もしたくないし、正直今でも怖い」
「別れ……」
「一度、ボク一人だけになった時があった。あの時は何で皆がボクを置いていったのか不思議で寂しかった。でも皆はボクを守るために『別れ』を選んだ」
「それでその人達は」
「いるよ、一緒に。他に四人いただろう? 彼らがそうだよ、あとはもう一人いるんだけどね」
 それが今目の前にいる少女に間違いないのだが、少女はその話に感動したのかうっすらと頬に赤みが入っていた。
「最後は『ケイ』っていう子? さっき私のことをケイって……。旅人さん、私さっき考えていたの。お花を摘みながら私はエリザベスだと、でも私には昔の記憶がない。お母様やお父様は高熱で記憶をなくしてしまったと言っていたのだけど、もしそれが違うのなら私……」
「エリザ、ボクは真実を伝えることができない。それは君にとって衝撃的だと思うし、すぐに信じられない話だから。でもエリザ、君は女王や王様に間違いなく愛されている。それにボク達は君の事を大事だと思っているよ、それだけは信じて」
「……旅人さんの言葉が凄く胸に残る」
 胸元を優しく掴む。瞳を閉じ考える姿はケイそのものだ。
「エリザ、夜が明けたらボク達と一緒に行かないか? というより女王様と王様に承諾はとってる」
「え? それどういうこと……だって私はここにいないといけないんじゃないの?」
「多分ね。でもこれは両陛下の願いなんだよ、君をここから連れ出してほしいって」
「よくわからないよ、ねぇどうして! 私がいけない子だから? 私がわがままを言ってお母様やお父様を困らせたから……」
「違う! そんなことない、さっきも言ったよね? 両陛下は君を大事だと思ってるって、だから君を外に出すんだ。ボクには両陛下の気持ちが痛いくらいにわかる……」
 突き放すことは一種の「守る」であり、ジョニーを殺さないように離れたケイ達も「守る」であった。それが悲しいことであると知りつつも命を守る為の別離を決意する。
 その苦しさをジョニーはよくわかっていた。
「私、お母様とお父様のところに行ってくる。旅人さん、おやすみなさい」
 辛いのかジョニーの顔を見られず、ケイはドレスを翻し両親の元へ駆けていった。ジョニーはその様子を見て、唇を小さく噛みしめる。
「もどかしかったのかい?」
 背後からロアの声が聞こえ振り返る。彼は先程、皆と別行動をとっており彼は約一時間ほど姿を消していた。
「ロア……。なんていうか他に方法がなかったのかなって、間違いなく両陛下はケイを可愛がっていたし、ケイも両陛下を好きだった。なのにこんな別れしかできないのかって」
「耳に痛いね、まるで前の私達のようだよ。でも戦いにどうしても巻き込みたくなかったんだよ、守るべき者の為に自分達を犠牲にする覚悟を両陛下や私達も持っていた。でもその前にどうしても気になることがある」
 ロアは真顔で闇夜に包また城下町を見た。普段なら活気に溢れ夜遅くまで酒場が開いているというのに、戦争の恐怖で今は遅くまで出歩くものもいなければ店を開き続けるものもいない。
「以前、教会に訪れた旅の者がそう言っていたがこの大陸は皆が平和ボケをしていて戦争なんて起こることは滅多にないと。それが何故今起こるのか不思議で仕方ない」
「それはボクにだってよくわからないよ、情勢なんて。それよりロアはどこに行ってたのさ? あとバース達もいないみたいだし」
 ソフィーとはさっきまで話してたが、残りのバースとアルバートもロア同様姿を消していた。
「両陛下に頼まれて断るに断れなくて、本当の王女であるエリザベス12世に祈りを捧げに行ってたよ。魔王である私が神に祈りを捧げるなんて皮肉に違いないが私なりにきちんと祈ったつもりだ。だが嫌な力を感じた」
「……それどういうこと?」
「埋葬されてある程度時間はたっていたんだが、それでも嫌な力は完全に拭えていなかった。あの力は人間の持つものではないよ。あれは魔物だ」
「じゃあ王女は魔物に殺されたって?」
 ロアは静かに頷く。表情は何か考え込んでいるのか顎に手を当て、真剣な顔つきだ。
「王女を殺す理由がわからないんだ、魔物がわざわざ王女を暗殺だなんて」
 ジョニーの脳内によぎったのは魔物と取引をした男のことだった。村の犠牲など何とも思わず自分だけがよければいいという傲慢な男。もしかしたらその男のように傲慢な者が魔物と取引をしたのかもしれない。
「だが魔物が絡んでいることを両陛下は知らない。あの僅かな力は人間じゃ見抜くのは不可能だからね」
 ふと背後に気配を感じ振り向くとアルバートとバースが立っている。
「おーい、今戻ったぜ。いやぁ偵察っていうのはめんどくせぇよな」
「この馬鹿がすぐに騒ごうとするから無駄に疲れたんだけど……」
「まさかこの国と戦争をする相手の領地に行ってきたのかい?」
「おうよ、だって魔物が絡んでるかもしれないって言うからさ。それでビンゴだったぜ、あれは絶対魔物が中に入り込んでる」
「奥まではいけなかったけど、いくつかの気配は感じたよ。人間に混ざりこんで何かするつもりなんじゃないの?」
「なら意図を見抜く必要がありそうだね、これはただの戦争じゃない」
 一体何の目的で魔物はいちいち人に紛れ込んでいるのか、ジョニーにはその理由がわからなかった。そもそも魔物が人間に手を貸すこと事態が珍しく、それに加えわざわざ人としている理由などない。
「ねぇ、魔物は王女を殺したんだよね。じゃあ次も狙ってくるんじゃないの、王女を……」
「じゃあ俺達がしっかりケイを守らないといけないな。でも任しとけ、俺達ならやれるって!」


 ケイはすでにドレス姿ではなく、その姿は本来の性格であるケイが好む和装であった。それは動きやすくそしてケイらしいという理由で彼女は和装に身を包んでいるのだが、彼女はその姿はどうもなれていないようだった。そしてケイは両陛下との別れを済ませ、言葉少なくジョニーの袖を掴んでいる。
「大丈夫だよ、ボク達がいるから」
「……私、王女様じゃなかったんだ。お父様とお母様が言ってた」
 地下通路にはそれぞれの足音と、ケイの呟きがこだましている。
「本当の王女様は死んじゃったんだって。私って『ケイ』って名前なの? 旅人さんの仲間だったの? でも私わからないの、一緒にいた記憶なんてないもの!」
「いいんだよ、ゆっくりでいい。君のペースでいい、ボク達は君に無理強いはしたりしない」
 ケイはジョニーの袖から手を離し、俯き加減だった顔をあげ歩きだす。
「大丈夫! ソフィーと一緒ならケイちゃんも寂しくないって! 女の子同士仲良くしようね★」
 逆にソフィーがケイの手を繋ぎ、ケイはやや嬉しそうな表情を浮かべた。ソフィーの笑顔に安心したのか手を強く握り返し、傍目から見るとこれから遠足に行く姉妹のように見える。
 地下通路は思ったより暗くなく、暫く歩き続けると大きな広間に出る。それは地下であることを忘れるくらいの広さで一瞬、地上に出たのではないかと錯覚した。
「この先を行くともう外だよ」
「外……初めて出る外はどんな風景なんだろう」
 ケイは先を見つめるが出口の光はまだ見えない。一方ロアは一人来た道を見つめている。
「……もし、狙いが……」
 微かに生臭い匂いと風を切る音がロアの体を本能的に動かす。後ろに飛び、剣を構える。
「これはまた察しがいいことだ……」
 現れたのは鎧をまとった数人の男達、その中に一人だけ鎧を着ていない男がいるがきっと彼は中心人物であろう。
「うそ……どうやってここまで……」
「勿論、城の中に入ったまでだ。エリザベス王女……いや魔王よ」
 ジョニーは咄嗟にケイを庇い、周りも武器を構えるなり男を睨む。今まで自分の正体を見破られたことはなかった、どう見ても普通の人間の姿であるケイ達を一発で魔王と見抜くこの男は警戒に値した。
「……すべては私達が狙いか。一体、誰の命を受けている? 前にも同じように私達の命を狙ったものがいた、それと同じなのか」
「ねぇ、お父様とお母様は!」
「さぁな。人間とは本当に愚かなものだ、魔物が人の皮を被っただけでここまで信頼するとは……。この人間の姿は役に立つ、腕のいい参謀役だったのだろう? その参謀がこの国は戦の準備を進めていると言っただけでここまでの騒ぎだ。まぁ多少、催眠という手は使っているがな」
「じゃあこの戦いは元から……」
「そこにいる魔王を殺す為の舞台にすぎない。最初は静かに殺してやったのだがまさかそれが別人だったとは……おかげで二度手間を踏んだ。だから少しくらい楽しんだって構わないだろう?」
「そんなくだらない理由で! そんな理由で人を操っていいと思ってるのかよ!」
「魔王のくせにお優しいことだ。まぁ別にいい、ここで皆死ぬのだ!」
 男達の体が有り得ない崩れ方をしていく。鎧が崩れ、人の形をしていたものがどろりと溶け始め、再び人の形を作り上げていく。しかしそれは人の形ではあったが人ではない。
 体は緑一色に染まっており、心臓部分に赤い珠が見える。指先はすでに形をなくし、鞭の形をした腕と化している。
「うわぁぁ、もうゼリーみたいで気持ちわるいっ!」
 ソフィーの評価は正しい。ぐにゃりぐにゃりと動く姿はゼリーを思わせた。
「二足で歩くのは慣れていないものでね、やはり本来の姿のほうが動きやすい」
「どうするよ、メロンゼリーが八体近くいるぜ……」
「恐らく武器による攻撃は効かないね。だからバースの炎で確実に燃やすか、またはあの心臓部分を取り出して武器で斬るしかないと思う」
「あんなのオレだけでも十分だね。まとめて燃やしてあげるよ」
「ケイ、君はボクの傍を離れたら駄目だよ。大丈夫、怖くないから」
「お父様とお母様は大丈夫なのかしら……もし何かあったら……」
 魔物が城に入り込んだことですっかり動転しているケイは、自分の肩を抱き震える体を押さえつけようとしていた。
「大丈夫だって信じよう。ほら催眠にかけられてるってあの魔物が言ってたでしょ? だからあの魔物達を倒せばきっと皆は戦わなくなる」
 ジョニーはケイを励まし、前を見た。すでに仲間達は駆け出しており、バースの炎が魔物を燃やしている。だが予想していたよりも魔物の生命力は強く、バースの炎では完全に燃やしきることはできなかった。
「いやぁっ、もう見てるだけで気持ち悪いぃ!」

 それはソフィーが土魔法で形を壊しても、すぐに再生されてしまい効き目がまったくない。
「剣で斬ってもすぐに体が再生されて心臓まで届かないぜ?」
 すでにアルバートとロアの武器はゼリーがこびりついており、斬れば斬るほど武器としての能力が低下していくのがわかった。
「あとは個人の力を越すほどの技を協力して出す、あとは……」
 ケイの技で『奪魂』というものがある。その技は相手の魂を直に奪うものであり、これなら苦労せずに魔物を倒すことができた。しかし今の彼女にはその力はない。
「いや、私達でどうにかするしかない。前のようにまた力を合わせて倒しすしかない」
 ケイはその様子をもどかしく見ていた。恐怖が消えたわけではないのだが、不思議ともどかしいという気持ちが現れていた。
 それは自分なら奪魂を使って、優勢にすることができると言うかのように。
「ケイ?」
「わからないの、でも何かもやもやするの。私はただこうしてみることしかできないの? 旅人さん達のように前には立てないのかしら……」
「今の君じゃ無理だ、だって鎌を振るうことなんてできないだろう!」
「でもっ! このままで本当にいいの? 私、何もしないでここで見ているだけでいいの? 何か出来る気がするの、でもそれが何なのかわからない」
 ケイは自分の手を眺めた。女の子にしてはやや形が整った手のひらだ。まるで何かをずっと持っていたように手の形ができている。
「やっぱり私は何かしてたんだ、思いださなきゃ……お願い、思い出して!」

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